レビュー スズキ・アルト X CVT FF

まず色んなことの一つとして、マイカーが現行のアルトに。
ジャトコのCVTは面白い*1ですが、あとの味付けがそれに追いつきませんね。
スタビライザー、ノー。スプリング、ソフト。
ただ、ボディ剛性は先代の比じゃないので、それこそ別物です。
おかげでスズキとしては珍しく、純正のままで聞くに堪えるステレオになってます。
(余談ですが、純正のCDプレーヤーは三菱製です。珍しい。)
私が最上級のXを持っているのは、使ってみたかったCVTと、定期的に後席へ人を乗せるためだけなので、それ以外の人はFグレードかバンに乗るのがいいと思います。
安いこそアルトの使命。最低限の装備こそアルトの真骨頂。
スズキディーラーで新型アルトが代車にあれば、ほぼFグレードでしょうから、指名して乗ってみるのもアリです。

*1:パレットに初採用された「副変速機構付CVT」というもの。オイシイトコを使うのが上手なCVTに、加速を得るためのローギア仕様の副変速機がついているという、これまた複雑なトランスミッション。当初は重いパレットを、非力なエンジンでいかに加速させ、燃費も両立しようと考えた結果の産物。これを100kgも軽いアルトに搭載すると…。それは乗ってのお楽しみ。