鳳鳴(おおとり・なる)と申すか。

ライティングならおまかせ、版画照明係の千奈輝です。ここから先版画作品に関する、ここをお読みのあなたなら、頭の中で作品が完成できてしまうのでは、という記述がございますので、ネタばれイヤンな方はお避けくだされ候。



さて、今日は高松の展示会に行ってまいりました。高松というと、ごっちん紺で来たのと研修で来たくらいなので、直線距離の割に遠い街だったりします。電車TNも高いですからね。コトデンにも初めて乗りましたが、めちゃめちゃ延命工事してますねぇ。川重が製造して、20年位前に京急が更新、さらに京急ファインテックがリファインとか、昔のものは丈夫だなぁと思わされます。
瓦町で降りて菊池寛通りの一つ奥、商店街の通りに位置するビルで展示会が行われておりました。ビル前にはそれらしき人もいて、ちゃんと看板も立ててあり、早速中へ入ることに。
上がって受付のすぐ横に、見たことのある作画の絵が数点。THE・西又絵。案内状の絵と同じ子ということは、12月JIF発表の新作は別の子なのかな。入ると担当の人はいないようで、お初のお姉さんに対応してもらいました。
まず、鈴平さんの和服を着た作品*1と、てぃんくるさんの小夜鳴鳥(ナイチンゲール)を、後者についてはエピソードなど交えながら見せてもらいました。しかし、絵を見るとどこに照明当てたらいいとか分かるようになってもうたというのは、いいようで悪いですね。自分の反応にあまり起伏がなくて、対応してもらったお姉さんも商売がし辛かったことと思います。
次は「Prelude」という作品を見せてもらいました。ええ、虹の世界に精通してる方ならお分かりですよね。そう、カーペンターズです。って、ちっが〜う!(一人ノリツッコミ)おれつばプレリュードですよ。あの西又さんですよ。西又さんというと、以前も「芙蓉楓」というスカートの白が立体的ですげぇな作品を見せてもらったことがありますが、この時は目が合わなかったような感じもして、正直そんなに響くほどじゃなかったんですよ。それはたとえ目が合ったとしても、西又さんの作品ではそこまで…と思っていました。でも、何か引っかかるんですよね、「Prelude」に関しては。ゲームが新作ということもあるんでしょうが、気になったんで見せてもらいました。
するとどうよ。
右の子がニマニマ八重歯で攻めてくるではねぇですか。真ん中の二人(作中メインヒロイン中のメインヒロイン、渡来明日香と玉泉日和子)ほどメインをはってないのは、ギャルゲ素人の私でも分かりましたが、気になるのは間違いなく、右の鳳鳴でした。それもそのはず、この子ブレザーじゃねぇかいな。か〜、ストライクだねぇ。ブレザー好き*2にゃあたまんねぇってわけですわ。というわけで、ゲームをやるやらないは抜きにして、この名前は覚えておこうと思います。今後、ピンの作品が出たら必ずチェックしますよ。人気投票で1位なんだから、何かはあるかもしれんですしね。
参考までに、元絵を使ったバナーとトップ画像がある公式サイトのURLをば。
http://www.project-navel.com/navel/oretsuba_prelude/index.html



明日も会いに行くかな。

*1:鈴平さんの作品はゴスロリとかの洋テイストが見た感じでも多いので「珍しい」そうです。

*2:「萌え」の前からブレザーは好きだったので「ブレザー萌え」ではなく「ブレザー好き」です。