パートナーは乗用車になる夢を見た。

http://www.honda.co.jp/PARTNER/
知ってる人はマニアックですが、先代のパートナーはオルティアというステーションワゴンをベースに作られていました。ベースのオルティア自体は2002年で生産を終了し、パートナーのみが細々(?)と作られていました。そんなこんなで昨年、ステーションワゴンのマーケットは根強いものであると理解したホンダは、満を持してエアウェイブを発売しました。エアウェイブはスカイルーフという大開口の天井ガラスを売りにしているほか、そのために確保したボディ全体の剛性や、VTECとCVTの組み合わせによる走りのよさ、なによりも後発である強みが出て、月販が目標を超え、見事トヨタのフィールダーと日産のウィングロードの間に割って入ることに成功しました。そんな華々しさとは無縁のパートナーでしたが、今日、エアウェイブとまったく同じ顔になり(ただしバンパーはいかにも商用な樹脂黒に、後ろは商用車用に換えられている)、モビリオと同じ1500ccのi-DSIエンジンと5AT(!)を積んだ、新しい商用車として発売されることが発表されました。
今度のパートナー、ホンダを知ってる人には面白い車だと思います。だって、エアウェイブのボディにモビリオのエンジンとシビックのミッションを積んでるんですよ?(細かいところは違うでしょうけども…)ワゴンのボディにミニバンのエンジンとミドルセダンのミッションですよ?(しつこい)ぜひ機会あったら乗ってみたいです。一見すれば不釣合な組み合わせが、どうやってマッチングしているのか。はてまたミスマッチなまま物別れになってしまっているのか。誰か、買って乗ってレポートキボンヌ!(おまいがせぇやとは言わないで)