試乗・トヨタ BLADE G

知ってる人は知っている、デカエンジンのオーリスである。
乗り込むといつものクルマより明るい感じがする。見渡せば、インパネはグレー系であとはアイボリーという、なかなか面白い組み合わせをしている。私はグレーやブラックよりアイボリーやベージュのような、明るい色のインテリアの方が好きなので、好感が持てる。ただ、縫い付けの黒いスエード調表皮には違和感を感じる。もう少しインパネの色に近いグレーとかの方がよかったように思う。
走らせればデカいエンジンとCVTの組み合わせがうまいことクルマを前に進める。トヨタらしく(私はあんまし好きじゃないが)小さめながら聞こえるエンジン音はキライじゃないから、オーリスよりはこっちかなと私は思う。ただ、コンプレッサーをつないだとき(要はエアコンをつけているとき)に信号待ちで停車すると、アイドリングの振動がシートから伝わってくる。これはいかん。プレミアムなのにこれはいかん。次回のマイチェンまでに絶対改善しておかなければならない箇所である。
私はブレイドの値段なら後に出てくるアテンザとかレガシィの方がいい。ただ一つ、小さいことはとてもいいことである。